サイボウズのビジネスモデル転換
~パッケージ販売からクラウドサービスへ~要旨
サイボウズは、スケジュールやメール、会議室予約などを行う「グループウェア」という情報共有ソフトウェアを開発・販売する会社である。
2011年10月にリリースした、自社のクラウドサービスは順調にユーザー数を増やしている。主力製品である「サイボウズOffice」や「Garoon」に加え、新たなサービスである「kintone」は多くのユーザーの支持を得ており、パートナーとのエコシステムも拡大している。
ソフトウェアのパッケージ販売からクラウドサービスへのビジネスモデル転換は順調に進んでいると思われる。
さらに次の一手をどう打つかについて、サイボウズ創業のメンバーであり、現在のCEOである青野慶久社長は昨年夏に移転した新オフィスで考えを巡らせていた。
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2017年3月掲載