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コロプラ「コロニーな生活」(2005~2011)

木村誠

要旨

 旧名称「コロニーな生活☆PLUS(略称コロプラ)」は、携帯電話やスマートフォンのGPSモジュール(位置情報登録機能)を利用した育成ゲームである。ユーザーの移動距離に応じて獲得する仮想通貨「プラ」を用いてコロニーを育てるだけではなく、隕石落下などのイベントに対処したり、他コロニーのユーザーたちとのコミュニケーションやアイテム等の取引、さらには全国各地のお土産アイテム収集などの多様な遊び方が提供されている。さらに、コロプラカード(コロカ)も提携店で配布されている。

 2008年10月にコロプラの運営組織が法人化された後、約1年間でユーザー数が10倍以上増えて100万人以上が登録会員となり、20~40代のユーザーの割合が多いことから、「大人がハマる」位置ゲー(携帯位置情報ゲーム)と呼ばれている。2011年7月末より、従来のゲームコンテンツサービスとしてのコロプラは、「コロニーな生活」と呼ばれるようになった(※)。本ケースは、コロプラの運営の変遷、株式会社コロプラと他会社の連携事業の展開についてまとめたものである。(※)「コロプラ」、「コロニーな生活」、「コロカ」及び「位置ゲー」は(株)コロプラの登録商標である。

掲載

2012年8月掲載

PDFファイル

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