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流通系電子マネーWAON(2007~2009)

木村誠、根来龍之

要旨

本ケースは電子マネー元年と呼ばれた2007年の4月に発行された流通系電子マネーである「WAON」(イオン発行)について、競合する電子マネー「nanaco」(セブン&アイ発行)と比較しながら、2009年末までの市場展開に焦点を当てて記載している。WAONのビジョンは、「いつでも・どこでも・誰でも」であり、イオンは、その実現のためにオープン政策を採用した。すなわち、競合する電子マネーをイオングループ内で利用可能とすること、地域通貨化(地域社会に向けたオープン化)である。さらに電子マネーを利用したことのない人たちに訴求するために、積極的にグループ外企業との包括提携を進めていき、加盟店数を増やしていった。

掲載

2010年3月1日掲載

PDFファイル

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