Home Case Study ブシロードのメディアミックス型コンテンツ創出
Case Study Case Study

ブシロードのメディアミックス型コンテンツ創出

中山淳雄、根来龍之

要旨

ブシロードは、日本国内でトレーディングカードゲーム(TCG)専門会社として知られてきた会社である。2017年10月、同社の創業者兼代表取締役社長であった木谷高明は一つの決断を行った。それは創業者でありながら、自らを「降格」し、代表権を部下に与えるというものだった。

彼は2014年から3年強にわたってシンガポールに転居しながら、日本本社の指揮をとってきた。BanG Dream!という彼自身プロデューサーとなって手掛けてきたコンテンツが17年春に大きく開花し、19年にIPOを迎えるにあたっての証券会社対応も始まるこの時期に、それらの日本発コンテンツがどうやってグローバル化していくか、自分自身が一体何に注力すべきかを悩んでいた。降格はその課題に応える、一つの回答であった

掲載

2020年7月掲載(ケースの時点:2018年10月)

PDFファイル

PDF(1012 KB)

Case Study 一覧へ戻る

Page Top