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B2B2C ビジネスにおける機能的価値と意味的価値の使い分け戦略

-富士フイルムの経鼻内視鏡のケースの事例- 小沼 麻理 (早稲田大学経営管理修士(専門職))
長内 厚(早稲田大学ビジネススクール准教授)

要旨

本稿では、B2B 製品において、直接顧客の先にいるエンドユーザー(B2B2C)に対する異なる価値創造のアプローチを含めた総合的な価値創造のパターンのひとつを経鼻内視鏡の事例を通じて示す。医療機器の直接的な顧客は病院・医院であり、製品価値は専ら機能的価値である。しかし、実際に内視鏡検査を受ける患者に対してB2C 特有の情緒的、感情的な価値を訴求することで、B2B 事業を有利にするプロセスを明らかにする。

キーワード

価値創造、製品開発、意味的価値、医療マネジメント

掲載

2015年8月掲載

PDFファイル

PDF(1.4 MB)

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